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受変電設備とは?点検頻度について解説

query_builder 2023/04/02
コラム
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「受変電設備」という言葉をご存知ですか?
聞きなれない方も多いと思いますが、実は建物や工場など稼働させる際に重要な役割があります。
そこで今回の記事では、受変電設備の事と点検頻度について解説します。

▼受変電設備とは
受変電設備とは、高圧の電気を使用できる電圧に変換する設備一式のことを指します。
大量の電気が必要な工場などは、受変電設備を設置して高圧の電気をそのまま受け取ります。
受変電設備の構造には、2種類の方式が挙げられます。

・開放型変電設備(オープン式)
・閉鎖型受変電設備(キュービクル式)

この2つの大きな違いは、変圧器に対して開閉という点のみです。

▼受変電設備の点検頻度
基本的には「月次点検」「年次点検」を行います。
月次点検では、主に100V・200V回路の漏電や機器の異常的な温度上昇の有無などを点検します。
年次点検では、あらかじめ停電を行ない高圧部の絶縁・高圧ブレーカーの動作点検を徹底的に行います。

基本的に点検に関しては電気主任技術者が行っております。
電気設備を設けている事業主は、工場・保守・運用のために電気主任技術者を選任しなければいけません。

■電気主任技術者とは
電気主任技術者とは、発電所・変電所の受電設備や配線などの保安監督の仕事に就くための資格です。
第一種から第三種まであり、それぞれ取り扱う電圧が違います。

・第一種…すべての事業用電気工作物
・第二種…電圧が17万V未満の事業用電気工作物
・第三種…電圧が5万V未満の事業用電気工作物(出力5000キロワット以上の発電所を除く)

▼まとめ
受変電設備の点検頻度には、月次点検・年次点検の2つがあります。
電気主任技術者の資格を持った方が、法令に基づき点検を行います。
株式会社八木電気では電気工事に伴う点検業務も行なっておりますので、御用の際はお問い合わせ下さい。

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